ハンドメイド販売に必要なものと手順
1.お店の名前を決める
まずは、ハンドメイドの作品を販売するなら、一番に決めたいのが「お店の名前」。
何か好きな言葉をつなげて、オリジナルの名前にしたり、自由にお店の名前を決めてみてください。
お店の名前は、おそらく長く使うことになるので、じっくり考えましょう。
良い候補が思い浮かんだら、ネットでその名前を検索してみてください。
既に有名なハンドメイド作家が使っていたり、お店の名前とかぶらない方がトラブルにならなくて良いと思います。
例えば「ハンドメイドショップ」とか使ってる人が多そうな名前なら、かぶっても問題ないですけど。
好きな言葉を英語じゃなくて、フランス語やイタリア語にしてお店の名前にしたり。
google翻訳を使えば、簡単に色んな言語に変換できます。
長すぎず、わかりやすい、覚えやすい名前の方が覚えてもらいやすくておすすめ。
ロゴを作る
自分でデザインできる人は、自分で作っても良いし、出来ない人はプロにロゴを作ってもらうか、買うのもおすすめ。
無くても良いですが、出来ればちゃんとしたロゴがあった方が、販売する作品も良く見えるし、信頼度もアップすると思います。
ココナラだとプロのデザイナーが低価格でロゴを作成してくれます。
本格的に作家デビューするなら、ロゴを用意するのがおすすめ。
費用を抑えたい人は、無料のペイントツールを使用して、フリー素材のイラストや文字を組み合わせてロゴを作る事もできます。
おすすめの無料で使えるフリーペイントソフトはGIMP
使い方は「GIMP使い方」で検索するとたくさん出てきます。
私も、フリーのペイントソフトとフリーイラストを使って自分でロゴを作りました。
フリーのイラストはillustAC(イラストAC)がおすすめ。
商用利用可能で、無料で使うことができます。
名刺やショップカードを作る
ハンドメイドの作品が売れたら、作品と一緒に名刺かショップカードを付けると、高感度が上がりお店のアピールにもなります。
私はショップカードの裏に、お礼の言葉を手書きで書いて、発送するようにしていました。
ハンドメイドをサイトで販売する場合、評価制度があるので、手書きのメッセージを書いたり、丁寧な対応をすることで良い評価をもらえるように心がけが大事。
悪い評価が多い作家からは作品が良くても買いたくないですよね。
ちなみに私がいつも書いていたメッセージは、こんな感じでした。
心を込めて丁寧にひとつずつお作りしています。
気に入って頂けますと嬉しいです。
リピータの方には、「リピート購入ありがとうございます」って付け加えてみたり。
手描きのメッセージが入っていると、温かい感じがして嬉しいですよね。
たくさん売れるようになると手描きは大変ですが、初心を忘れず手描きのメッセージは付けた方が良いと思います。
以前、楽天のお店ではちみつを注文したら、手書きのメッセージがついていてすごく嬉しくなった記憶があります。
いつもは、面倒でレビューは書きませんが、この時ばかりは、頑張ってレビューを書いちゃいました。
名刺やショップカードですが、パソコンがある方は、A-ONEの名刺用紙とラベル屋さんっていう専用のツールを使えば、自宅のプリンターで名刺を作る事が出来ます。
名刺用の紙も普通の白から、和紙っぽい物や、ハンドメイドにピッタリな茶色のクラフト紙など、種類も豊富です。
あとは、スタンプを作って自分で可愛い紙でショップカードや名刺を作るのもおすすめ。
ハンドメイドのイベントなど、直接販売する時の、タグを作るときにも使えます。
私もスタンプを持っていましたが、布専用のインクに変えれば、お洗濯しても消えないショップネームが作れるので、布小物に付けたりとかなり重宝しました。
スタンプが作れるおすすめのお店
iPhone(ios)のみ対応
デコプチカード
iPhone・Android両方対応
すぐ名刺
アプリから名刺用のテンプレートなどを使って、出来上がった名刺を注文すると自宅に届けてくれます。
ケータイのアプリで名刺が作れるのはすごく便利ですよね。
テンプレートの種類も豊富でかわいいものもたくさんあります。
アプリ自体は無料で、名刺の印刷にお金がかかります。
梱包資材をそろえる
販売するハンドメイドの作品に合わせて、発送する時に必要な段ボールや袋、プチプチなどの資材をそろえましょう。
アクセサリーなど壊れやすい作品は、しっかり段ボールの箱に入れて、プチプチで覆ったり、配送中に破損が無いように梱包するのが大事です。
購入した方が良い梱包資材の例
- 発送用の段ボール・封筒
- 商品を入れるOPP
- 作品を可愛くみせるグッズ
(アクセサリー用の台紙やボックスなど) - プレゼント用のラッピングセット
- 破損を防ぐプチプチなどの緩衝材
おすすめの梱包素材
最近、ハンドメイド作品をプレゼントとして送りたいって人も増えてるから、プレゼント用のラッピングも準備しておきましょう。
あとは、ハンドメイドサイトやフリマアプリに商品を登録して売れるのを待つのみ。
ハンドメイドの商品をネットで販売する時の価格の付け方や売れるための秘訣はこちらを参考に。
ハンドメイドを販売する準備のまとめ
商品を販売すると、意外とすぐに売れることもあります。
出品登録をする前に、ちゃんと必要な物をそろえておかないと、発送が遅れたりとトラブルの原因にも。
梱包やラッピング用品は、出来るだけ安く良い物を仕入れるように心がけましょう。
材料や梱包資材など、作品一つ当たりの原価をちゃんと計算して、利益がいくらになるのか把握する事が、ハンドメイドの販売で稼ぐには大事。